1996-03-26 第136回国会 参議院 内閣委員会 第3号
内廷費、皇族費とも定額増加率は既に平成六年度及び平成七年度と一割を超えておりますが、内廷及び宮家で雇用しております内廷職員及び宮家職員につきましては国家公務員に準じて給与改善を行い、また皇室の御日常の御生活や御活動が物価の上昇により支障のないようにするためには、平成八年度に内廷費及び皇族費の定額改定を行うことが必要であると考えておるところでございます。
内廷費、皇族費とも定額増加率は既に平成六年度及び平成七年度と一割を超えておりますが、内廷及び宮家で雇用しております内廷職員及び宮家職員につきましては国家公務員に準じて給与改善を行い、また皇室の御日常の御生活や御活動が物価の上昇により支障のないようにするためには、平成八年度に内廷費及び皇族費の定額改定を行うことが必要であると考えておるところでございます。
社会の変化とともに皇室の御活動範囲か広がっている一方、内廷職員や宮家職員の給与を国家公務員に準じて改善をしたり、物価の上昇に伴いまして御生活費が増加する等によりまして内廷費及び皇族費の全体が窮屈になってきておりまして、やりくりが難しくなっているのが実情であるというふうに拝察をいたしております。
社会の変化とともに皇室の御活動範囲が広がっている一方、内廷職員や宮家職員の給与改善を行ったり、物価上昇に伴いまして御生活費が増加する等によりまして、内廷費及び皇族費全体が窮屈になってきておりまして、やりくりが難しくなっているというのが実情であると拝察いたしております。
○森政府委員 今先生御指摘のいわゆる宮家職員につきましては、これは国家公務員ではなくて、各宮家において雇用されている私的な使用人という位置づけになろうかと思います。実際には、各宮家によっていろいろ違いはございますが、平均すると五人程度の宮家職員が雇われておりまして、家事等のお手伝いを行っているように承知いたしております。
そこでこの説明によりますと、最近における内外の交際の増加に伴う経費の増大、あるいは経済生活の上昇、宮家職員の給与の引き上げ、こういうことを考慮して、現行の五百十万円を六百二十万に増額しようとするのだと、こういう御説明があったわけです。そこでお伺いするわけですが、内外の交際の増加について、どのように上げなければならないのか、その点について、ひとつ具体的に御説明いただきたいと思います。
そこで、提案理由の説明に返りますが、最後のところで、「最近における皇族の内外御交際の増加に伴う経費の増大及び一般経済生活の上昇並びに宮家職員の給与の引き上げに必要な経費等を考慮し、」こういうことでございますが、皇族の内外御交際の増加という立場から考えてまいりまするならば、たとえば旅行をされる、まあ公的な行為としてされる場合、あるいは私的な行為としてされる場合、いろいろあるでありましょうが、その場合に
最近における皇族の内外御交際の増加に伴う経費の増大及び一般経済生活の上昇並びに宮家職員の給与の引き上げに必要な経費等を考慮し、その定額を六百二十万円にいたしたいと存じます。 以上が、この法律案のおもな内容及びこれを提案いたしました理由であります。何とぞ慎重審議の上、すみやかに御賛成あらんことをお願いいたします。